不正咬合の原因 悪習慣

ベロ遊び

ベロを弄んで歯に押しつけている時間が長いと、歯並びが悪くなる事があります。


1. 前歯に押しつけている場合

常に前歯の裏側から舌で押されていると、歯は前に押し出
され、更に前歯の周りの歯槽骨も前方に突出し、所謂出っ
歯の様相を呈してきます。
 左の写真は、舌を押し出しているので上下の歯の間から
舌がはみ出しています。そのため臼歯は噛み合わさってい
るのに、前歯の上下に隙間ができて噛みあっていません。

ベロ遊びをしないように言い聞かせますが、改まらない時
は矯正専門医に相談してみましょう。色々な訓練法もあり
ます。
 矯正治療では、強制的に止めさせるために、左図のよう
な刺を付ける事があります。黄色い矢印の所に舌の方に曲
がった針金が出ています。刺に舌が当たると痛いので、歯
に触らなくなります。


取外し式スパイク

 必要に応じて後から刺を取り付けるタイプです。左図は下顎前歯を前から見たところ、右図
は裏側から見たところで黄色い矢印のところに4カ所の刺が見えます。

余談になりますが、左上図の青い矢印の歯1本だけにバン
ドが付いていますが、それは左図の青い矢印が示すように
エナメル質が先天的に欠損し、三角形に象牙質が露出して
いる(黄色く見える部分)のでブラケットを接着できなか
ったためです。



2. 横に押しつけている場合


横へ押し出していると、上下の小臼歯部に隙間ができます、上左図。
このような場合は、上右図の黄色矢印が示すように、針金の柵で出ないようにします。



歯並びについてに戻る
歯科に戻る