2. リング内温度
実験方法 :
写真に示すように、リングの上面より8mmのところに熱電対(クロメル・アロメル)を埋没し、炉の中央に置きました。更にもう一つの熱電対を炉内に設置し、それぞれの温度を経時的に測定しました。


 写真の熱電対が4本に見えますが、両脇2本は陰が写ったものです。
  使用リングは径3.2cm、高さ3.5mm。埋没材はクリストバライト。電気炉はコロナ。
  下の表が示すようにリング内の温度が 700゚C に到達するには、炉内の温度より約20分の遅れがみられました。
 従って以後の実験は、炉内温度 700゚C 到達後20分間繋留し、鋳造しました。
 クリストバライト系の埋没材は、200〜300゚C で急激に膨脹するので、急に熱すると亀裂が入ったり、精度に悪影響を与えることがあります。
 電気炉を無制御で使用すると、表に見られるように炉内の温度は急上昇します。
従って埋没材の荒れを防ぐには、水の沸点の 100゚C 近辺、及び上記の 200〜300゚C の区間は、自動温度調節器を使用して温度上昇を緩徐に制御する必要があります。

 使用している乾燥炉に温度計が付いていないものは、電熱屋さんへ行くと熱電対(クロメル・アロメル)と温度メーターを売っていますので、入手すると温度が簡単に測れます

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