普通の方法で製作した鋳造冠は、口腔内に装着すると、殆どはバイトが高くなります。
浮き上がった鋳造冠は、その調整に多くの時間と手間を要し、臨床上しばしば悩まされるところです。
その原因として今回は、埋没以後の問題を取り上げました。
まず、自分の技工室で行われている鋳造法を再検討してみました。
1. 乾燥炉内温度
適正な鋳造体を得るには、乾燥炉内の温度の制御が重要なことは言うまでもありません。
温度の制御には自作の乾燥炉自動温度調節器で行いました。
電気炉の電源スイッチを入れ、時間の経過と共に炉内とリング内では、温度差が出てきます。
普通は炉内のセンサーのみで測定しているので実際のリング内の温度は不明です。
そこでリング内の実際の温度を求めるために、次の実験を行いました。