ポーセレン焼成炉制御器内部構造

1.容器
アンプ用のケース(LEAD)を利用、部品に合わせて穴をあけて取り付けた。
2.炉内温度の制御
A.フォトトランジスタ式自動温度調節計(電子計器製作所)により温度を制御します。
上面図の右上黒い円筒のものがそれです。
無接点メーターリレー方式なので動作が確実で、オールトランジスター化され小型である。
炉内に設置した熱電対からの出力をメーターに入力し、針を駆動します。
調節計で設定した温度に達すると、自動的にヒーターの電源をオン、オフして一定の温度を保ちます。
B.継電器 (下面図の左端黒いもの)
実際の炉内ヒーターの電流のオン、オフは大電流に耐え得るパワーリレーを使用します。
自動温度調節計からのオン、オフの信号によりパワーリレーの接点を駆動し、ヒーターの電流を切ったり、入れたりします。
C.ヒーターの電力のコントロール
シリコンを応用したVARITAP VP10A(Tokyo-Rikosha)により電力をコントロールします。
100Vで10A までOKです。
下面図の中央の黒のトライアックがそれです。円筒状で、周囲に冷却用のヒレが付いています。
中心軸にシャフトが出ており、ツマミで回すと電力がコントロールされます。
D.警報音の発生
設定温度に達すると、自動温度調節計から信号が出てタイマー(上面図の上中央)を駆動します。
タイマーで設定した時間が経過すると、タイマーにスイッチが入り、ブザー(後面図中央右寄りの白い塊)を鳴らします。
3.炉内真空度の制御
電気炉の容器から真空ホースで後面図の下左端の銅管に接続します。
A.配管
1/4吋(6.35mm)の銅管を使い、アンプ・フィット管継手(日本エー・エム・ピーK.K.)により接続した。
(コンピュータケーブル接続金具で有名)
即ち、エルボー、ティ、バルブ、コネクター、アダプターなどを銅管に接続し、専用の圧着鉗子で圧着します。
それにより空気が洩れることはありません。
下面図の右端の黒い部分がナイロンの接合部、茶色の部分がが銅管です。
上面図の中央部から上方の真空排気弁に配管が延びています。
圧着鉗子は組み立てるまでレンタルで借りてきました。
B.真空度の切り替え
真空度は、600mmHg用と720mmHg用の真空スィッチ(SANWA DENKI)により真空ポンプの電源をオン、オフします。
上面図下段と後面図左右の灰色の円筒状のものが真空スィッチです。