乾燥炉の温度を自動的に制御する装置です。
1.乾燥炉の切り換え
大小二つの乾燥炉を切り換えることができます。
2.電源スィッチ
スィッチを押すと横の赤ランプが点灯し電気が入る。
3.低温用の電力の調節
電流計を見ながら低温用電力調節ツマミを回してセットする。
これは予め80〜90゚Cになるようような位置をテストして決めておく。
4.低温用タイマー
低温を保持する時間を設定する。
これはリング内の水分が蒸発する時間を決めておく。
5.高温用の電力の調節
電流計を見ながら高温用電力調節ツマミを回してセットする。
これにより目的の温度にする。
6.高温用タイマー
目的の温度を係留する時間を設定する。
7.ブザー スィッチ
スィッチを入れておくと、上記の温度が係留された後、ブザーが鳴る。
凡ての設定が終わりスタートすると、低温タイマーが動きタイマーの青ランプが点灯する。炉内は80〜90゚Cに保たれ、時間がくると高温用電力に切り替わる。
温度がぐんぐん上がり、自動温度調節計の赤針で設定した目的の温度に達すると高温タイマーが作動し始める。
係留時間が経過すると、鋳造してもよい知らせとしてブザーが鳴る。
電圧調節にスライダックを用いると径17cm、高16cm、重さ6kgと大きなものとなる。
そこでシリコン制御によるVARITAP(TOKYO-RIKOSHA)VP10A5 最大電流10Aを用いた。
自動温度調節計は電子計器製作所のものを使用した。
タイマーは低温用に3時間計、高温用に60分計を使った。
交流の電流計の小型のものは非常に少なく、やっと HIOKI の交流用15Aのものを見付けた。
昭和43〜44年頃に組み立てたもので、現在作るとすればもっと変った設計になると思いますが、何らかの参考になれば幸いです。
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